外野で守備練習するソフトバンク・周東（撮影・岡田　丈靖）

　ソフトバンクの周東佑京内野手（28）が、11日のオリックス戦（ひなたサンマリン宮崎）で4試合ぶりにスタメンに復帰することが濃厚となった。チームは10日に同球場で全体練習し、快足選手会長は外野の個別ノックを除くメニューをこなした。 　周東は「（スタメンで）いける状態です。いけますよ」と軽快な動きを披露後にOKサインを出した。ここ数試合は下半身のコンディションを確認しながら出場を見極め、7日の日本ハム戦では代打でサヨナラ犠飛を放った。この日の全体練習でのシートノックでは中堅に入り、井出外野守備走塁コーチが間近で状態をチェック。打撃練習では代役を務めてきた川村よりも先に主力組で打ち、奈良原ヘッドコーチは「いけそうだけど（きょう11日の）トレーナーの見解を聞いてからだね」と話した。 　縁が深い地からリスタートする。オフには宮崎県都城市で自主トレを続けている。同市自慢のメンチカツを全国に発信する「都城メンチPR大使」も務めている。昨年の宮崎開催では4月8日の西武戦に「1番・中堅」で出場するも4打数無安打だった。「いい思い出がないので、そろそろ打ちたいですし、走れますよ」と威勢良く語った。（井上　満夫）