【巨人】ヤクルト・サンタナに3打点を許し逆転負け 山崎伊織の粘投も実らず、丸佳浩の今季1号も“空砲”に…
◆JERA セ・リーグ 巨人3―4ヤクルト(30日・東京ドーム) 巨人が逆転負けを喫した。3―2の7回、ヤクルトの5番・サンタナに2点適時打を許して4―3と試合をひっくり返された。今季最多9失点と大敗した前日29日に続く2連敗となった。 【動画】丸の今季第1号はライナーで右翼席へ 勝利を呼ぶ一発かと思われたが… 先手を取ったのはヤクルトだった。4回一死一塁、サンタナの打球がオーバーフェンスしたか判定を巡りリクエストしたが、リプレー検証後判定変わらず。右翼への適時二塁打となって先取点を奪った。 巨人はその裏、 二死一三塁から7番・ 岸田 行倫が中堅への2点適時三塁打で逆転した。試合の流れを引き寄せたかに思えたが、5回表 一死二、三塁から2番 ・青木 宣親のセンターへの犠牲フライでヤクルトに同点を許した。 その裏、5回裏、先頭で打席に入った1番・丸佳浩が、ヤクルト・ロドリゲスから継投した星の3球目のストレートを振り抜き、弾丸ライナーで右翼席へ運んだ。丸にとって今季第1号が決勝アーチとなると思われたが、この日のヤクルトは粘り強かった。 7回表、ヤクルトはこの回から登板した巨人3番手・西舘をヒットと四球などで2死満塁と攻め立て、5番・サンタナが右前に2点適時打を放ち逆転に成功した。サンタナはこの日3打点の活躍となった。 今季東京ドーム初の先発登板となった山崎伊織は3回まで無失点と上々の立ち上がりも、4回、5回と1点ずつ失い5回2/3を投げて被安打6で降板。7回から登板した西舘がリードを守り切れなかった。打線も好機を作りながらもあと1本が出ないまま、悔しい1点差での敗戦となった。
報知新聞社