元イタリア代表主将カンナヴァーロがウディネーゼ指揮官に就任!残留争い中のクラブを救えるか
ウディネーゼは、ファビオ・カンナヴァーロ監督の就任を発表した。 昨シーズン前半の大躍進に導いたアンドレア・ソッティ監督の下で今シーズンの開幕を迎えたウディネーゼだが、序盤から低迷。昨年10月には同指揮官を解任し、ガブリエレ・シオフィ監督を招聘した。11月にはミランに勝利してリーグ戦初勝利を挙げたものの、ここまでわずか4勝にとどまり、現在降格圏18位のフロジノーネと同勝ち点の17位に沈んでいる。 これを受け、ウディネーゼは今シーズン2度目の指揮官交代に踏み切り、22日にシオフィ監督を解任。そして、同日にクラブはカンナヴァーロ監督の就任を発表した。契約期間は2024年6月末までの2カ月間の短期契約となっている。 現役時代にイタリア代表の主将を務めて2006年ワールドカップ制覇を成し遂げ、同年のバロンドールにも輝いたカンナヴァーロ監督。引退後はアラブ首長国連邦や中国、サウジアラビアのクラブで指揮を執り、2022年からは短期間中国代表を率いた。その後イタリアに帰国し、2022年9月からベネヴェントを指揮したが5カ月余りで解任され、以降無所属となっていた。 なお、カンナヴァーロ監督は22日午後のトレーニングからウディネーゼを指揮。先日に中断され、70分過ぎから再開される25日のローマ戦が同クラブでの初陣になる予定だ。