4団体統一世界王者の井上尚弥が俳優の山﨑賢人に「倒せるコツ」を伝授「ジャブとワンツーを打てれば日本王者になれる」
プロボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)が9月25日、都内で行われた「ウブロ 井上尚弥×山﨑賢人 スペシャルトーク」で俳優の山﨑賢人と共演し「倒せるコツ」を伝授した。 2人は昨年からともにウブロアンバサダーに就任。この日が初対面だった。 トークセッションでは「時計」「時間」「挑戦」といったテーマでトークを展開。「自分がやったことがないことに挑戦したりするほうがやりがいもあるし、成長もすると思う」という山﨑がミット打ちに挑戦することに。 グローブをつけた山﨑は「井上選手と対峙するということがすごすぎる挑戦」とやや緊張気味。ミットを持った井上は「ちょっとへばってもらう(笑)」とにやり。
そして「ジャブとワンツーを打てれば日本チャンピオンになれますので。僕はそう思っています。ジャブとワンツーを突き詰めた人がチャンピオンになれる」と基本の構えからジャブ、ワンツーを伝授。 パンチを打ち始めると井上は「パンチが重い」、ワンツーの際には「当てることよりも引くこと。当てて引く。そうすればもっとスピードと切れが増す」とアドバイス。みるみるいい音を立てるようになった山﨑。 井上は「これが倒せるコツ。最初のパンチでは相手は倒れない。切れが増すことで相手は倒れる」。さらに「手打ちじゃなくて腰を入れると同時に足で地面を蹴る」とアドバイス。 最後は30秒の連続ミット打ちに挑戦。井上曰く「これはきついんじゃないかと思ったんですが、台本に書いてあったからやらせてもらいます。30秒は…僕らでもやって30秒ですから」というプロでもなかなかきついもの。 なんとかやり切った山﨑は息を切らしながら「すごい楽しかったです。世界一の井上選手に基本を学べる。なんか…楽しいです。貴重な挑戦な時間でした」と語った。