小芝風花“倫子”、出産するも悲しい結末に…傷心の中、宮舘涼太“定信”の魔の手が伸びる「わしが全てを奪う番」<大奥>
小芝風花が主演を務める木曜劇場「大奥」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第8話が、3月7日(木)に放送される。フジテレビ系「大奥」シリーズが、連続ドラマとしては約20年ぶりに復活。本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの戦いを描く。 【写真】宮舘涼太“定信”「わしが全てを奪う番だ」見事な怪演っぷりにゾクゾク ■女たちの熾烈(しれつ)な戦いの火蓋が切られる 時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびている。 そんな中、倫子(小芝)は第10代将軍・徳川家治(亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸の裏にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛を受けるべく、女たちの熾烈な戦いの火蓋が切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていた。 小芝、亀梨の他、倫子を誠心誠意支える付き人・お品役に西野七瀬、家治の側室・お知保役に森川葵、徳川将軍家の血を引く家治のいとこ・松平定信役に宮舘涼太が配役。 また、大奥の女性たちを束ねる重役・大奥総取締役である松島の局を演じる栗山千明、破竹の勢いで出世を果たした側用人・老中の田沼意次を演じる安田顕が物語を彩る。 ■「大奥」第8話あらすじ 第8話では―― 急に産気づいた倫子(小芝風花)を心配し、家治(亀梨和也)が駆けつける。子を産むにはまだ早い時期で、家治は倫子に手を伸ばすも、その手を倫子に退けられてしまう。 そして、倫子は子を出産するが、悲しいものとなってしまった。お知保(森川葵)に薬を渡して倫子に飲ませようとした松島(栗山千明)だったが、お知保から薬を飲ませなかったと聞き、お知保の本心がどこにあるのか疑う。 その頃、定信(宮舘涼太)は隠密を相手に将棋を指し、「最初にあらゆるものを奪ったのは、あの男だ」と漏らす。その思いが定信を突き動かし、家治の血を根絶やしにして、自らが幕府の中枢に就くことへと向いていた。 そんな折、なんとお品が懐妊する。お品の子を将軍世継ぎにせんとする田沼(安田顕)と高岳(田中道子)の意気は上がる。 一方、竹千代を愛でるお知保は、傷心の倫子を気にしていた。家治も倫子に会いに行くが、倫子は今は一人にしておいてほしいと、深い悲しみに暮れていた。 そんな倫子に、定信から贈り物が届く。その贈り物には文が隠されており、倫子を元気づけんとする内容だったが、定信は新たな企てを仕掛けようとしていた。 ――という物語が描かれる。 ■予告動画に反響続々「上様の反撃を待っていました!」 公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「世継ぎは――誰の子に――!?」というテロップと共に、それぞれきりっとした表情を浮かべる倫子、お品、お知保の姿が映し出される形でスタート。 その後、お知保がお品をにらむシーンや、お品の「私は、大切な人を傷つけてまで母になりました」というセリフ、そしてお品と倫子の確執を描いたシーンが続き、女たちが激しく火花を散らす様子が見て取れる。 そんな中、お品を利用して幕府の実験を狙う田沼の姿も。田沼はお品に「若君を次期将軍に押し上げる必要があるのです」と告げている。一方、そんな田沼に対し、家治は「将軍はこのわしだ」と述べ、田沼の目の前で扇子を真っ二つに折り曲げている。 そんな家治は、ある壮絶な決断を下す。家治は倫子に「父として恥じぬ世を作ると誓ったのだ…」と告げていて、倫子は目にいっぱいの涙を浮かべている。 この混乱の中、定信の“魔の手”も伸びる。動画内で、定信は「これから先はわしが全てを奪う番だ」という恐ろしい言葉を述べている。 第8話放送を前に、SNS上では「倫子様の気持ちを考えると苦しい…負けないでね」「倫子様が最後に報われる展開になってほしいよ」「お品が母親…予告だけでつら過ぎる」「いよいよ田沼に逆らった上様…!」「上様の反撃を待っていました!」「定信様の怪演にぞっとします」「定信様はいったい何を考えているのかな」などの声が上がり、話題となっている。