罪とお言い!少年に迫る悲劇を描いた「柔らかい殻」デジタルリマスター版予告
フィリップ・リドリーが長編監督デビューを飾った映画「柔らかい殻 デジタルリマスター版」の予告編と場面写真が解禁された。 【動画】「柔らかい殻 デジタルリマスター版」予告編はこちら 1950年代のアイダホ州を舞台とする「柔らかい殻」の主人公は、小麦畑が広がる田舎町で、気弱な父や厳しい母と暮らす8歳の少年・セス。ある日、友人が何者かに殺されたことを機に、恐ろしい事態が起こり始める。セスに当時9歳のジェレミー・クーパーが扮し、兄役で「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ出演以前のヴィゴ・モーテンセン、セスが吸血鬼だと疑う女性ドルフィン役でリンジー・ダンカンが出演した。1990年に製作され、ロカルノ映画祭では銀豹賞を含む5つの賞を受賞している。 YouTubeで公開された予告編には、黄金色の麦畑の中を走る少年、道の向こうに佇む一軒の家などが収録。さらにガソリンをかぶる男や燃え広がる家、セスに「お前の頭を木の実みたいにかち割ってやる」「“罪”とお言い」と詰め寄る大人たち、顔面に血を浴びたドルフィンの姿が次々と映し出され、終盤にはセスの叫び声が鳴り響く。 「柔らかい殻 デジタルリマスター版」は10月4日より東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開。なお全国共通特別鑑賞券も販売されており、「悪夢の思い出」カード2種が特典として付属する。 (c)MCMXC National Film Trustee Company Limited All Rights Reserved