【武豊日記】充実の北海道
紫苑Sはボンドガール
あくまでもJRAの競馬番組上での季節の変わり目ですが、先週末の競馬で夏の競馬が終わり、今週から秋競馬が始まります。函館、札幌にじっくりと腰を据えて臨んだ今年の夏は、札幌競馬と、北海道開催のリーディングという望外の結果がついてきました。55歳なのに、という前提がついている気がするのが引っかかる点ですが、みんなが祝ってくれていることを喜ばないのも変ですよね。充実の北海道だったのは確かなことでした。 また、火曜日の盛岡競馬の交流Jpn2、不来方賞をサンライズジパングで勝てたのも夏の名残りの大きな成果でした。今年からJRAの馬も出られるようになったレースで、正直、レース名の読み方も直前まで知りませんでした。「こずかた」は、岩手県盛岡市周辺の古くからの雅称だそうで勝つ前に勉強しておいてよかったです。 サンライズジパングはちょっと難しいところがある馬ですが、今回はいいポジションで流れに乗れました。JBC2歳優駿では、あのフォーエバーヤングと1馬身半差の勝負をしている馬ですから、ますます楽しみ。札幌からの帰り道にもいいことがありました。 週末、秋競馬の出だしは土日とも中山で騎乗する予定です。紫苑Sのボンドガールなど、頑張ってくれそうな馬たちがスタンバイ。今週は台風の心配をしなくてすみそうなのがありがたいです。
競馬のおはなし