デミ・ムーア、認知症と闘う元夫ブルース・ウィリスと過ごすときの心境を語る「今、ここにあるものを大切にする」
2022年3月に失語症を理由に俳優業を引退したブルース・ウィリス。2023年2月には認知症を患っていることを家族が公表した。元妻で今もブルース一家と仲がいい俳優のデミ・ムーアが彼の体調について語った。
最新作「Feud: Capote vs. The Swans(原題)」のプロモーションを兼ねて朝のワイドショー「グッドモーニング・アメリカ」に出演したデミ。ブルースについて聞かれると「病気のことを考えると、彼の調子はいいと思う」とコメント。続けてデミはブルースと過ごすにあたって、彼との間に生まれた娘たちに与えているアドバイスについても言及した。「子どもたちに言っていることをここでも言いたい。それは今いる場所で向き合うことが大切だということ。今ここにないものにはしがみつかず、今ここにあるものをしっかり掴む。なぜならそこから素晴らしい美や優しさ、愛情、喜びが生まれるから」。ブルースとデミの間には現在35歳のルーマー、32歳のスカウト、29歳のタルーラという3人の子どもがいる。
ちなみにタルーラも昨年秋にトーク番組に出演、父との関係について語っていた。「父は前と変わらない。それが現時点で求めることができる最高のものだということを学んだ」「父と一緒にいると愛が見える。私の父はそういう人。私のことを愛してくれている」。
ブルースには現妻のエマとの間に11歳のメイベル、9歳のイヴリンという2人の娘もいる。両家族が仲がいいことは有名で、クリスマスや誕生日などイベントのときには元妻と現妻、そして子どもたちが全員集まって過ごしている。別れても円満なカップルはハリウッドに他にもいるけれど、ここまで良好な関係をキープできているのはやはり貴重。これからもこんな素敵なシーンを多々見せてくれることを祈りたい。