マニラ首都圏の河川が増水 台風3号の影響で一晩中大雨
マニラ、フィリピン、7月24日 (AP) ― フィリピン沖の台風に刺激されたモンスーンの雨で、同国南部と中部を中心に河川の氾濫や地滑りが発生、少なくとも8人が死亡、60万人以上が避難した。 7月24日朝、台風3号は台湾の東南東海上を北北西に進んでおり、中心付近の最大風速は44.7メートルと推定される。台風3号の風は、フィリピン内陸部には吹き込まなかったが、季節風による雨を強めた。 このためマニラ首都圏では、一晩中降り続いた雨で多くの地域が浸水し、車は冠水、市民は浸水した家の中で立ち往生したため、行政機関は休日、学校は休校となった。 (日本語翻訳・編集 アフロ)