今週末に見たい展覧会ベスト10。高橋コレクションから田名網敬一、奈良美智まで
もうすぐ閉幕 「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」(東京都現代美術館) 東京都現代美術館の「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」展が11月10日に閉幕する。レポート記事はこちら。 高橋龍太郎コレクションは、精神科医・高橋龍太郎(1946~)が1990年代半ばより本格的に収集を始めた日本の現代美術コレクション。本展は、高橋の目がとらえた現代日本の姿を、時代に対する批評精神あふれる作家たちの代表作とともにたどるものとなっており、日本現代美術の系譜を俯瞰できるものだ。 会期:2024年8月3日~11月10日 会場:東京都現代美術館 住所:東京都江東区三好4-1-1 開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで 休館日:月 料金:一般 2100円 / 大学生・専門学校生・65歳以上 1350円 / 中高生 840円 / 小学生以下無料 「開発好明 ART IS LIVE ―ひとり民主主義へようこそ」展(東京都現代美術館) 同じく東京都現代美術館で開催中の「開発好明 ART IS LIVE ―ひとり民主主義へようこそ」も11月10日閉幕だ。レポート記事はこちら。 1990年代より、日常生活や社会現象など身の回りの出来事への関心を起点に、コミュニケーションを内包、誘発する表現活動を行ってきた開発。本展はそんな開発の思考に、作品の展示やこれまでのプロジェクトの紹介などで迫るものだ。 会期:2024年8月3日~11月10日 会場:東京都現代美術館 住所:東京都江東区三好4-1-1 電話番号:050-5541-8600 開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで 休館日:月 料金:一般 1500円 / 大学生・専門学校生・65歳以上 1100円 / 中高生 600円 / 小学生以下 無料 「田名網敬一 記憶の冒険」(国立新美術館) デザイナーとしてキャリアをスタートさせ、60年代から現在に至るまで幅広いジャンルを横断し、独自の地位を築いてきたアーティスト・田名網敬一 。その世界初の大規模個展「田名網敬一 記憶の冒険」が国立新美術館で11月11日に閉幕する。会場レポートはこちら。 田名網にとって世界初の大規模回顧展となる本展は、そのタイトルのとおり「記憶」という言葉をキーワードに作品をたどることで、田名網の半世紀以上にわたる創作活動の全貌に迫るもの。会期中に惜しくもこの世を去った田名網の圧倒的な創作への熱量を、会場で感じてほしい。 会期:2024年8月7日~11月11日 会場:国立新美術館 住所:東京都港区六本木7-22-2 電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル) 開館時間:10:00~18:00(金~20:00) ※入場は閉館の30分前まで 休館日:火 料金:一般 2000円 / 大学生 1400円 / 高校生 1000円 / 中学生以下無料