勝ち越し本塁打のオースティン（左）を出迎える三浦監督（左から2人目）

「JERA　クライマックスシリーズ　セ」ファイナルステージ第2戦が17日に東京ドームで行われ、DeNAが巨人を2―1で下して2連勝を飾った。 　5回に森が二遊間をしぶとく破る中前適時打で1点を先制すると、同点に追いつかれた直後の7回にはオースティンが菅野から右翼席へ勝ち越しソロ。先発した大貫は7回途中まで1失点で抑える好投で、救援陣は無失点リレーでつないだ。5併殺を喫しながらも接戦をものにした。 　第1戦では今季防御率1・95で12勝をマークし、最多奪三振（180奪三振）のタイトルに輝いた戸郷から2点を挙げて2―0で勝利。この日対戦した菅野は同1・67で最多勝（15勝）、最高勝率（8割3分3厘）の投手2冠王だった。ペナントレースを制した巨人に1勝のアドバンテージがある中での連勝で、通算2勝1敗と形勢も逆転させた。セ2位だった阪神とのCSファーストステージも2連勝。これでポストシーズンは無傷の4連勝となり、ファンは3位からの下克上へ大盛り上がりだ。 「X」（旧ツイッター）では「横浜優勝」がトレンド入りし「これはマジであるんじゃないか」「どうしちゃったのってくらいCS強いな」「ベイとは思えぬほどの守備の良さも最高や」「あと2つ」「明日も勝って王手じゃー　ゲッツー減らしてね」「明日も勝つぞ」などと喜びにひたっている。