突然の"退位" を発表したデンマーク女王、初めて公の場に姿を見せる
2023年の大晦日に、2週間後に退位すると発表して世界中を驚かせたデンマークのマルグレーテ女王。息子のフレデリック皇太子が国王となり、妻のメアリー王女が王妃となる。 【写真】皇后雅子さまは「第一ティアラ」! 各国ロイヤルが "即位の礼" で披露した、華麗なティアラ 「長年に渡って支えと助力をいただいてきたお陰で、私は公務を遂行することができました。新たな国王夫妻が私と同じように信頼と愛情を持って迎えられることを願っています。2人はそれに値します! デンマークはそれにふさわしい国です!」と、女王は新年の挨拶で述べた。 翌1月1日、デンマーク王室は通常通りに公務を続け、首都コペンハーゲンのアマリエンボー宮殿で伝統の新年晩餐会を催した。マルグレーテ女王は、もうすぐ国王夫妻となるフレデリック皇太子とメアリー皇太子妃、女王の次男ヨアキム王子と妻のマリー妃、マルグレーテ女王の妹ベネディクテ王女らと出席。マルグレーテ女王が主催する最後の晩餐会となった。
「国王の責務と役割は1000年以上にわたって受け継がれてきたものとは言え、王位が変わる時が来たことを理解するのは今も難しいものです。多くの人々は他の国王を知りません。マルグレーテ女王がデンマークを代表して、長年にわたって国民や国を定義づける言葉や感情を発してきたのです」と、デンマークのメッテ・フレデリクセン首相は声明で述べた。 マルグレーテ女王は2024年1月14日、在位52年で退位する。
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