【NFL】QBパーディーの成功は「絶対にシステムとは無関係」と49ers のLTウィリアムス
サンフランシスコ・49ersではヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンがクオーターバック(QB)に適したシステムを採用しているが、スターレフトタックル(LT)トレント・ウィリアムスはブロック・パーディーをシステムクオーターバック(特定の攻撃システム、特にパスに重点を置いたシステムの下で活躍するクオーターバック)と呼んで欲しくないようだ。 【動画】2023年第14週:NFC西地区のライバル対決、シーホークス対49ers
49ersが同地区ライバルであるシアトル・シーホークスに28対16で圧勝した後、ウィリアムスはパーディーがオフェンスに支えられているという考えを一蹴した。
ウィリアムスは『49ers Web Zone(49ersウェブ・ゾーン)』で「彼がシステムクオーターバックだと言う人がいる理由が分からない」と語り、次のように続けている。
「・・・どんなシステムクオーターバックも、味方がレシーブ位置に来る前にその狭いスペースにボールを投げること、選手を押し開けてパスを通すこと、ボールをスペースに入れてレシーバーがそこに到達すると信頼すること、いい位置にいるラインバッカーの上にボールを浮かせて、それでもプレーメーカーに届けること、なんてできない」
「彼はとても正確だ。彼の投げるパスをたくさん見ていると、その正確さが、レシーバーにキャッチ後に走るチャンスを与えている。その点で、彼は十分に評価されていないと思う」
現地10日(日)の試合では、パーディーはキャリアハイの368ヤードを投げ、タッチダウンパス2回、インターセプト1回をマークしている。この日のパサーレーティング122.1はパーディーのキャリア通算12試合目のレーティング100超えで、この試合数は1950年以降、18試合に先発した選手の中では、ダン・マリーノ、カート・ワーナーに並ぶ歴代2位であり、パトリック・マホームズ(14試合)に次ぐ記録となっている。
パーディーはパス成功率70.4を記録しており、スーパーボウル時代にシーズン7試合連続でパス成功率70%以上を記録した4人目のQBとなった(ジョー・モンタナ、ドリュー・ブリーズ、サム・ブラッドフォードに続く)。