<MLB速報>マー君にブーイング。4被弾8失点の大炎上で2回持たず降板
ヤンキースの田中将大(28)が14日(日本時間15日)、ヤンキースタジアムで行われたアストロズ戦に先発、満塁弾を含む4本塁打8失点で2回を投げきることができず屈辱の降板となった。8失点はメジャーワースト。ダブルヘッダーのため、第一試合に出た青木宣親(35)は、スタメン出場していなかったが、5連勝中と勢いに乗っていたマー君は、らしくないピッチングでブーイングを浴びた。 母の日。ピンクをあしらった特別のユニホームでマウンドに上がった田中だったが、その立ち上がりにアストロズの猛攻を浴びる。 先頭のスプリンガーにフルカウントからバックスクリーンに飛び込む先頭打者アーチを浴びた。甘く入ったスライダーだった。続くレディックにも初球をフルスイングされ、2者連連続の本塁打をライトスタンドにライナーで運ばれる。これも制球ミスのツーシーム。さらに一死から連打を許して二死を取ってから横浜DeNAでプレーしたキューバ出身のグリエルに死球を与えて満塁。ここでブレグマンにまた初球のカットボールをレフトスタンドにまで運ばれ、なんと満塁本塁打。ストレート系のボールは、145、146キロしか出ずにコントロールも、変化球のキレもなく、いきなり6失点してしまったのだ。 マー君は、2回にも立ち直ることができずに先頭のスプリンガーに2打席連続のアーチ。二死をとってからコレアに四球を与えて、ベルトランにライトフェンス直撃のタイムリー二塁打を浴びたところで、わずか61球で交代を告げられた。1回3分の2を投げて4本塁打を含む7安打8失点。 マー君は、昨年の9月21日のレイズ戦で1イニング4本塁打を浴びた経験があるが、2回持たずの8失点降板は、メジャーワースト。本拠地だが、マー君がマウンドを降りる際、ブーイングを浴びせられた。