元大洋・高木豊が明かす“グラブ愛”「アメリカ製はあこがれ。一から作り上げるのが楽しい」
信用に至るグラブはなかなかない
先輩たちから技術を盗み、二塁手として成長していった。そのアシストをしたのがこのローリングスのグラブだ
1983年に二塁手としてダイヤモンドグラブ賞を獲得し、87年には二塁手の歴代最高守備率.997をマークした高木豊氏。中大時代のアメリカ遠征中にローリングスのグラブを手にして以来、その奥深さ、魅力に没頭していったという。 本場のグラブへのあこがれが存在した時代。例に漏れず、高木氏もローリングスのグラブを手にすると、その虜となっていく。その武器とともに、生存競争の厳しいプロの世界でたくましく戦っていく。 僕が現役時代に使っていたグラブはローリングスです。野球の本場・アメリカ製ですし、われわれの時代の選手にとってはあこがれでしたよね。一番の醍醐味といえば“わがままなヤツ”をどう手懐けるか。最初は硬いし、形にもなっていないというような状態のところから、自分の使いやすい形に作り上げるというところが楽しかったですね。 このメーカーとの出合いは、中大時代にさかのぼり・・・
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週刊ベースボール