左から）永田崇人、藤岡真威人、杢代和人、前田拳太郎、奥智哉、羽谷勝太、柊太朗、庄司浩平、阪本奨悟　©テレビ朝日

本日4月24日（水）にスタートする『君とゆきて咲く～新選組青春録～』（テレビ朝日　毎週水曜　深夜0時15分～0時45分　※一部地域を除く）の記者会見が開催され、W主演を務める前田拳太郎と奥智哉、杢代和人、羽谷勝太、柊太朗、庄司浩平、藤岡真威人、阪本奨悟、永田崇人が登壇した。 【写真】そろいの羽織姿で現れたキャストたちが華麗な剣舞を披露 水曜深夜の「スーパーバラバラ大作戦」枠で開幕するシン・時代劇ドラマ『君とゆきて咲く～新選組青春録～』は、“漫画の神様”手塚治虫の隠れた名作を初映像化＆2クール連続放送で送る一大プロジェクト。脚本・坪田文×監督・河合勇人のタッグにより、はかなくも美しい青春群像劇に。 イケメンぞろいのネクストブレイク俳優たちが集結し、斬新な殺陣パフォーマンスや剣舞も取り入れ、“史上最も美しい新選組”との呼び声も高い作品となっている。 そんな本作の放送スタートが迫る中、リニューアルを迎える京都・東映太秦映画村の新・時代劇オープンセットにて記者会見を開催。 会見には、W主演を務める鎌切大作役・前田拳太郎、深草丘十郎役・奥智哉をはじめ、松永新之丞役・杢代和人、南無之介役・羽谷勝太、原田左之助役・柊太朗、斎藤一役・庄司浩平、沖田総司役・藤岡真威人、土方歳三役・阪本奨悟、山南敬助役・永田崇人ら新選組隊士を演じるキャスト総勢9名が登壇した。 当日の京都は、雲ひとつない快晴。青空の下、そろいの羽織姿でセットに現れたキャストたちはオープニングアクトとして、華麗な剣舞を披露。詰めかけた100名の観客と記者たちを圧倒し、開幕から大盛り上がりとなった。 剣舞を終えた前田は「すごく緊張もしていたのですが、僕たちの本気が伝わったんじゃないかな」と息を切らしながらあいさつ。奥もまた「今まで一番ベストなパフォーマンスが見せられたのではないかと思います！」と達成感に満ちた表情で語り、会見スタート。 演技はもちろん殺陣や剣舞で日々、切磋琢磨しているキャストたちの間には固い絆が生まれているようで、会見では誰かがボケると誰かがツッコミを入れるなど、終始にぎやか。主演2人が現場の雰囲気を「部活みたい」と口をそろえて評すると、杢代が「今、新選組内でジムブームが来ていて、みんなしっかり体を鍛えているので、全員いい体していますよ！」と現場の流行を紹介。 撮影が休みの日には「（庄司）浩平君とUSJに行きました」（奥）、「羽谷勝太君と一緒に美術館デートに行きました」（杢代）というように、メンバー同士それぞれ思い思いの場所に繰り出しているというプライベートも明らかとなった。 また、本作ではメインキャストに加わる俳優を選出すべく、『人生が変わる、シン・時代劇オーディション「真剣SHINKEN」～新選組への道～』を開催。 サバイバルを勝ち抜いて南無之介役をつかんだ羽谷は「（期間中は）毎日、緊張感もあって、精神的にはすごくキツかったです。でも最後にすてきな役をいただいて、僕が演じる南無之介を見て“こいつでよかったな”って思ってもらえるように頑張っていきたい」と力強く決意を語った。 ファイナリストの柊太朗も「最初はみんなトゲトゲした感じで、合宿でも1日目、2日目は全然しゃべっていなかったんです。でも3日目、残ったメンバーで胸の内をさらけ出したら、人となりが分かって。最後の集団演技はすごくやりやすかったですね」と試練を通して育まれた友情を明かす。 同じく最終審査仲間の庄司も「（最終審査での）羽谷君は、彼こそ南無之介だなと思わせるお芝居でキラキラまぶしかった。最終的には自分たちの魅力をより引き出していただける、いいキャスティングをしていただきました」と充実した時間だったことを振り返った。 さらに、新選組隊士キャストが番組発のユニット“キミユキ”を結成。オープニングテーマ「炎」、エンディングテーマ「夢HANABI」で、アーティストデビューを飾るという報告も。 会見では音源が一部公開され、前田が「『炎』は疾走感のあるカッコいい曲。ダンスもカッコイイです」、奥が「『夢HANABI』は爽やかさとかわいさを兼ね備えた曲。踊りやすくかわいい振り付けがたくさん入っているので、ぜひまねしていただければ！」とそれぞれ楽曲をアピールした。 加えて、藤岡が本編で流れるタイトルバックについて「この会見の会場は新オープンセットですが、オープニングとエンディングの映像は旧オープンセットで撮ったんです。新旧両方のセットで撮影したのは僕らが初であり、最初で最後。その瞬間に立ち会えたことが、めちゃくちゃうれしい！」と撮影ウラ話を披露。 永田も「特にエンディングはワンカット長回しで撮影したところがあって、みんなのタイミングが合わないとOKが出なかったんです。オープニングとエンディングだけ見ても楽しめるぐらい、いいものができたと思います」と力を込めた。 そして、なんといっても会場から歓声が上がったのが、前田と奥が顔を寄せ合ってキュートに踊った「夢HANABI」のTikTokダンス。前田は「皆さんもかわいく踊ってください。“＃キミユキダンス”を付けてたくさん投稿してくれたらうれしいです」と呼びかけた。 会見後半では取材陣から「役柄のキャラクターをひと言で表現するとしたら？」という質問が寄せられ、このテーマで特に熱く語ったのは、実在した隊士を演じるメンバーたち。斎藤一を演じる庄司は「“黒子”ですね。命令には絶対服従、自分の手が汚れるのもいとわない…というのが、皆さんが思う斎藤一像でもあり、今回僕が目指しているところ」。 土方歳三を演じる阪本も「土方は、やはり“鬼”。このドラマでは彼が“鬼の副長”と呼ばれるようになった理由や背景をきちんと描いていただいています」などと、それぞれ並々ならぬ覚悟をもって役柄に挑んでいることを告白した。 そんな中、沖田総司を演じる藤岡が「沖田は強さ、優しさ、はかなさを兼ね備えた隊士で…」と話し始めたことから、「全然ひと言じゃない！」と総ツッコミが。「沖田をひと言で表すのは難しいんですよー！（笑）」と弁明する場面も。 ほか、会見では従来の新選組作品とは一線を画す個性的な衣装にもスポットを当て「衣装の推しポイントを20秒ぴったりでプレゼン」というお題にもチャレンジ。それぞれメンバーカラーやお気に入りポイントをアピールし、にぎやかにマイクをリレーしていた。 初回では、最愛の父を長州藩士によって理不尽に殺されてしまった丘十郎が、強くなるために新選組の前身である“壬生浪士組”への入隊を決意。試験に挑み、大作と運命の出会いを果たすまでが描かれる。会見でも話題に上ったオープニング映像が初公開されるのも大きな見どころとなっている。 登壇者全員のコメントは以下を参照。