ユーロ2024で就活中!? 来季の所属クラブが不明な代表選手(8)すでに退団が確定。小国が誇る万能なDF
現地時間6月14日にEURO2024(ユーロ2024)が開幕した。出場している多くの選手に所属クラブがある一方で、今季限りで契約満了となることで来季の所属クラブが不明な選手もいる。今回は、ユーロに出場している選手の中で、今夏にフリーとなる可能性がある選手をピックアップして紹介する(成績は6月23日時点)。
DF:リカルド・ロドリゲス(スイス代表) 生年月日:1992年8月25日 2023/24所属クラブ:トリノ(イタリア) 今大会成績:2試合0得点0アシスト 今大会のダークホースの一角として期待されているスイス代表。そのカギを握る3バックの一角として起用されているリカルド・ロドリゲスは来季の所属先が決まっていない。 このスイス代表DFはミランでこそ成功を収めることができなかったが、2020年夏に加入したトリノで完全復活を遂げる。2022/23シーズンからは主将に就任し、スイス代表と同じく主に3バックの左CBとして高精度の左足から良質なボールを前線に配球していた。 ところがトリノ側は2023/24シーズン限りで契約満了を迎えるロドリゲスに延長オファーを出すことはなかった。6月初旬にはトリノのウルバーノ・カイロ会長が『Sky』の取材で、「来シーズンはアレッサンドロ・ボンジョルノが契約の切れるロドリゲスの代わりにキャプテンを務めることになる」と明かし、スイス代表DFの退団を発表した。 迎えた今大会ではマヌエル・アカンジ(マンチェスター・シティ)、ファビアン・シェア(ニューカッスル)とともに得意なポジションから前線に縦パスを当てて攻撃の起点となっている。パフォーマンスも安定しており、順当に進めば複数クラブから獲得オファーが寄せられることだろう。
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