ナポリが今冬に板倉滉の獲得を検討?伊メディア記者が見解「“緊急事項”だから…」
ナポリが、ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉の獲得を検討していることについて、イタリア人ジャーナリストのルカ・マルケッティ氏が14日、ナポリの地元ラジオ局『ラディオ・マルテ』の番組内で見解を示した。 王者として臨んだ昨シーズンを10位と不本意な結果で終えたナポリは、今夏、“勝者の指揮官”アントニオ・コンテを招聘。セリエA第12節を終えて勝ち点「26」を獲得し、単独首位を走っている。そんな中、来年1月の移籍市場へ向けて補強を検討しており、ボルシアMGの板倉がリストアップされているとみられる。イタリア『スカイスポーツ』のマルケッティ記者がラジオ番組「Forza Napoli Sempre」で考えを明かした。 番組司会者が、コンテ率いる4-3-3のセンターバックを担うDFアミル・ラフマニとDFアレッサンドロ・ブオンジョルノのバックアッパーとしての板倉の獲得について、「来年1月が想定されるか」とたずねると、イタリア人記者が答えた。 「(来年1月に)DFは1人加わるはずだ。ナポリがしなければならない“緊急事項”だからだ。したがって、プロフィールは検討しているだろう。だが今回の移籍期間で動けるかどうかは分からない。ボルシアMGの事情もあるだろうからね。しかし、ナポリはセンターバックの補強に関して非常に積極的であることは確かだ」 ナポリは、韓国代表DFキム・ミンジェが退団した昨年夏にも、板倉の獲得を模索。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が会見において「日本人選手が大好きだ。韓国人選手が退団するなら、日本人選手を獲得するつもりだ」などとラブコールを送った過去がある。今後の動向は注目されるところだ。