福島県喜多方市の高齢者施設で働いていた男が、施設の口座から現金を引き出し、横領した疑いで逮捕されました。横領した金額は、1000万円以上とみられています。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、会津若松市の元高齢者介護施設の職員で、無職の大越道広容疑者（41）です。 大越容疑者は、2022年10月、当時、職員として働いていた喜多方市の高齢者施設の口座から、現金50万円を引き出し、横領した疑いが持たれています。 大越容疑者は去年5月、警察に自首していて「隠しきれないと思った」といった内容や「金に困っていた」と話し、容疑を認めているということです。 大越容疑者は、余罪についてもほのめかす供述をしていて、警察は、横領の額は1000万円以上になるとみて、調べを進めています。