トークイベントに林下詩美（左）とともに出席した上谷沙弥

　女子プロレス「スターダム」の上谷沙弥（27）が、新たな道に進む〝姉貴分〟林下詩美（25）との思い出を明かした。 　2人のタッグ「アフロディーテ」は昨年12月の愛知・ドルフィンズアリーナ大会でゴッデス王座に輝くなどの実績を残した。詩美が3月いっぱいでスターダムを退団したことによって、12日の東京・後楽園ホール大会でのワールド王者・舞華、飯田沙耶組との対戦がラストマッチとなる。 　11日に都内で行われたトークイベントに詩美とともに出席した上谷は、2人のプライベートについて問われると「私がお酒を飲み始めた時に、詩美さんと一緒に記憶がなくなるぐらい飲んだことがあった。あとで写真を見せてもらってビックリしたのが、（詩美に）キスをしていたことがある」と告白。すると詩美はやれやれといった表情を見せつつも「ありがとうございました」とまんざらでもない様子を見せた。 　さらに、「イライラした場面」について問われると「私が控室で食事をしていた時に、誰かに話しかけられて口の中に食べ物が入ったまましゃべって（詩美に）怒られた」と切り出した上で「詩美さんは携帯を触りながら食べているけど、それはいいんですか？」とまさかの告発。これには詩美も「ごめんなさい、直します」とタジタジだった。 　それでも、詩美への感謝の思いは不変だ。イベントの最後ではお互いへの手紙を読み合うと、上谷は「プロレスの相談にもたくさん乗ってくれた。タッグを組んでから一緒にたくさんの夢をかなえて、いろいろな景色が見れて本当に最高でした」と涙で声を詰まらせる場面もあった。最後の戦いで成長した姿を見せることはできるか。