製造拠点は松山市の民家…末端価格640万円相当の覚せい剤密造で新たに2人逮捕 検挙者は台湾人の男含む10人に【愛媛】
製造拠点は松山市の民家でした。愛媛県警は7日、覚せい剤を営利目的で製造した疑いで新たに2人を逮捕しました。 この事件で、これまでに逮捕・検挙されたのは10人となりました。 県警は7日、覚せい剤取締法違反の営利目的製造の疑いで千葉県の会社役員、岡俊一容疑者(73)と東京都の内野美子容疑者(62)の男女2人を逮捕しました。 また、覚せい剤を営利目的で所持した疑いで、7月に松山市の男女2人と東京都の女の合わせて3人を逮捕していたと発表しました。 これで事件の逮捕・検挙者は台湾人の男を含む10人となりました。
警察によると、容疑者らは共謀の上、2023年5月24日から30日の間に、松山市郊外の民家で覚せい剤およそ103グラム、末端価格にしておよそ640万円相当を営利目的で製造した疑いが持たれています。 警察は捜査に支障があるとして、容疑者の認否を明らかにしていません。警察は国際的なグループの関与も視野に、今後も捜査を進めていくということです。 なお、県内での覚せい剤製造が摘発されたのは、1990年以降で初めてです。