<女子ゴルフ世界ランキング>渋野日向子が131人抜き! 笹生優花がトップ10入り!! 五輪代表争いはより熾烈に!?
笹生優花が五輪代表争いのトップに
女子ゴルフの世界ランキング(ロレックスランキング)が3日(日本時間4日)に更新され、メジャー第2戦「全米女子オープン」を制した笹生優花(さそう・ゆうか)が平均スコアを4.80とし、18ランクアップの6位に急浮上。パリ五輪代表争いで一躍トップに躍り出た。 【写真】18人の一大勢力に! 最新女子世界ランキング 100位以内の日本人選手(6月3日現在)
6月24日時点での国別上位2人が8月「パリ五輪」の出場権を得る。笹生が日本勢最上位となったことで、これまで代表争い最右翼と思われた畑岡奈紗も加わって2位争いが激化。畑岡は全米女子オープン44位タイでランキングを1つ落とし19位(平均スコア3.43)に。背後には同大会6位タイでランキングを3つ上げ22位となった古江彩佳が迫る。 古江に続くのはランキング25位の山下美夢有。前週から2つランクを下げ古江に追い抜かれたものの、同大会12位タイで平均スコア自体は3.11から3.20に積み上げている。 その他の日本勢は、同大会2位と久々の好成績を収めた渋野日向子が131人抜きのランク61位にジャンプアップ。同大会9位タイの竹田麗央は5ランクアップの40位、同じく9位タイの小祝さくらが4ランクアップの47位とそれぞれ順位を上げた。 以下、同大会19位タイの岩井千怜はランキング45位(1ランクアップ)、同大会36位タイの尾関彩美悠は変動なしの152位、同大会39位タイの西村優菜は70位(2ランクアップ)、同じく39位タイの河本結は174位(6ランクアップ)、同大会51位タイの吉田優利は98位(2ランクダウン)、同大会67位タイの鈴木愛は変動なしの53位、同大会74位の岩井明愛は41位(2ランクダウン)となっている。 ランキングトップ10は、笹生が6位に割り込んだ以外は大きな変動なく、同大会で悲劇的なパー3「10」を叩いて予選落ちを喫したネリー・コルダ(米)の盤石の1位は変わらず。以下2位リリア・ヴ(米)、3位セリーヌ・ブティエ、4位イン・ルオニン(中)、5位ハンナ・グリーン(豪)、7位コ・ジンヨン(韓)は前週と同じ。8位ローズ・チャン(米)が2つ、9位チャーリー・ハル(イングランド)が1つ、それぞれ順位を下げている。同大会で最終日を首位タイで迎えながら崩れて9位タイに終わったミンジー・リー(豪)は1つランクを下げて10位となっている。 <最新世界ランキング>※数字は平均スコア 1位 ネリー・コルダ(米)12.89 2位 リリア・ヴ(米)6.36 3位 セリーヌ・ブティエ(仏)5.60 4位 イン・ルオニン(中)5.51 5位 ハンナ・グリーン(豪)5.43 6位 笹生優花(日)4.80 7位 コ・ジンヨン(韓)4.76 8位 ローズ・チャン(米)4.72 9位 チャーリー・ハル(イングランド)4.70 10位 ミンジー・リー(豪)4.68
e!Golf編集部