全国14番目 バイオ燃料の導入始まる JAL×霧島市が連携 家庭の廃油を活用
鹿児島放送
家庭から出た使用済みの天ぷら油などが、燃料として鹿児島空港で活用されています。 (JAL 鹿児島支店 中山 洋彦支店長) 「14日から実証実験もしているが、特に稼働に対して問題があるわけではなくスムーズな運用ができています」 日本航空によりますと、家庭から回収した使用済み天ぷら油などを原料にするバイオディーゼル燃料は鹿児島空港内で使用する搬送車両のうち3台で運用が始まっています。 霧島市と連携したCO2削減の取り組みで、100パーセント植物由来のバイオディーゼル燃料は市の委託を受けた公社が製造し、供給します。 (霧島市 中重 真一市長) 「再利用ができるんだということを多くの市民の方に知っていただいて、皆さんに廃油の収集へのご協力をこれまで以上に頂ければと考えています」 従来の軽油に比べ、1リットルあたり、2.62キログラムのCO2排出削減効果が見込まれるということです。