国民スポーツ大会見直し論 「費用面含めて当然議論されるべき」佐藤樹一郎大分県知事が言及
宮城県の村井嘉浩知事が国体の見直しについて言及したことを受け、大分県の佐藤樹一郎知事は16日の定例会見で、「費用面を含め、これまでと同じ形での開催が適切なのか議論することが重要」と述べました。 宮城県の村井知事は8日、各都道府県持ち回りで開催されている国体について「3巡目が始まる前に一度立ち止まって議論すべき。廃止も一つの考えではないか」などと述べました。 佐藤樹一郎知事は16日に行われた定例会見で、「過去、大分では1966年と2008年に大会が開催され、選手の強化も図られてきた。スポーツ施設も整え、ある意味目的は達成された。開催の意義はあったと思うが、これまでと同じ形での開催が適切なのか、費用面を含めて当然議論されるべき」と述べました。 また、都道府県による国体開催が2034年に2巡目を終える予定で、「見直しについて早急にするのか、3巡目に向けて議論するのかも含め、全国知事会などでしっかり議論したい」との考えを示しました。
大分放送