大谷翔平の投手リハビリ1歩前進、右肘手術後で最長の24・4メートル 来季二刀流復活へ着々
<ロッキーズ-ドジャース>◇17日(日本時間18日)◇クアーズフィールド ドジャース大谷翔平投手(29)が、試合前に投手としてのリハビリでまた1歩前進した。約20分のキャッチボールで調整。右肘の術後では最長となる80フィート(約24.4メートル)に距離を伸ばし、フォームや感覚の確認作業を行った。 【写真】キャッチボールで遠投するドジャース大谷 3月末から投球プログラムを再開し、ここまで基本的に1日置きにキャッチボールを行っている。5月中旬から下旬にかけて60フィート(約18.3メートル)に距離を伸ばし、先週は70フィート(約21.3メートル)。徐々にステップアップし、今週から80フィートで調整するという。今シーズンは打者専念だが、来季の二刀流復活に向けて、着々と段階を上げてきている。 試合には「1番DH」で出場。前日のロイヤルズ戦で不動の1番ムーキー・ベッツ内野手(31)が左手に死球を受け、骨折で約6~8週間の長期離脱が予想される。代役のトップバッターは大谷。投手としてのリハビリを進めながら、打線をけん引する。