楽しく交通安全教え 伊賀良保育園でジングルライダーが安全教室
長野県飯田市大瀬木の伊賀良保育園で17日、「地域安全戦隊ジングルライダー」による親子交通安全教室が開かれた。年長園児32人と保護者が参加し、横断歩道の渡り方などを身近なヒーローから楽しく教わった。 ジングルライダーは同市北方の木下英幸さん(50)を中心に結成した有志の集まりで、子どもたちの健全育成や交通安全、火災予防活動に取り組んでいる。 木下さんがふんするジングルライダーがバイクに乗って登場すると、園児たちは大喜び。木下さんが横断歩道の渡り方について「右左右としっかり確認し、手をピンと伸ばして歩こう」と伝えると園児たちは「はーい」と元気よく声を上げ、渡る練習をした。 ジングルライダーの「交通安全の歌」を全園児で一緒に踊り、最後に外に出て実際に親子で近所の横断歩道を渡った。園児たちは教えられたとおり立ち止まり、手を上げて左右を見て渡り、車が止まるとお礼も言っていた。 木下さんは「小学校に入学すれば自分で学校まで通うようになる。毎日『ただいま』と言って帰ってくる当たり前のことが実は大切なこと。元気よく安全に学校に行って楽しく遊んでほしい」と呼び掛けていた。