企業の景況感は高水準を維持 「食料品」「輸送用機械」好調 日銀短観12月 大分
大分県内企業の景況感について日本銀行大分支店は、引き続き高い水準を維持しているとしています。 日銀大分支店は県内企業154社を対象に調査した12月の短観を発表しました。それによりますと、「景気が良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた業況判断指数は、前回9月調査と同じ「24」で、1991年8月以来の高い水準を維持しています。 産業別にみると、需要が回復してきた「食料品」や、部品調達が改善しつつある「輸送用機械」などが判断を引き上げています。 今後の見通しについて日銀大分支店では「エネルギー・原材料価格の上昇や人手不足を懸念する声があり、企業側の価格設定などを注視する必要がある」としています。
大分放送