【シンガポール】セルフストレージ運営社、日本の同業と提携
シンガポールのセルフストレージ(トランクルーム)運営事業者エクストラ・スペース・アジア(ESA)は日本事業の拡大に向け、同業のアンビシャス(大阪市中央区)と提携した。 エクストラ・スペース・アジアは、シンガポールの政府系不動産開発会社キャピタランドの投資部門キャピタランド・インベストメント(CLI)の事業会社。アンビシャスは、日本最大の屋内型セルフストレージ運営会社だ。 エクストラ・スペース・アジアは今回の戦略的パートナーシップを通じ、アンビシャスから大阪のセルフストレージ4軒を取得。2025年初めまでに東京で2軒の施設を譲り受ける。アンビシャスが今後開発する物件を優先的に取得する権利も持つ。 エクストラ・スペース・アジアは、既に日本で京葉物流と提携している。新たな提携も模索し、日本でのセルフストレージのポートフォリオ(資産の構成)を現行の3倍となる120億円超に引き上げることを目指す。