筧美和子 初海外取材は0泊3日タイ・バンコク弾丸ロケ 10年前のココ調リポーター「心折れそう」な瞬間も
筧美和子 初海外取材は0泊3日のバンコク弾丸ロケ 超多忙で「え、タイ今日だったんだ」
ーータイでロケをしたときは0泊3日というスケジュールだったそうですね?(2013年11月7日放送「タイの北海道ブーム」) タイでもココ調のジャンパーを着てマイク持ってましたね。おいしいタイ料理食べた記憶があります。でも飛行機で行きも帰りも寝てました(笑)その時期は本当に忙しかったのでタイに行くって事すら頭に入ってなくて「え、タイ今日だったんだ」って思いながら行った記憶があります。 泊まりの準備もせずに行って、0泊だからどうにかなったんですけど。とても慌ただしく撮影して、スタッフさんが「ごはんだけは美味しいもの食べましょう!」って言って連れて行ってくれたごはんを美味しくいただいて「帰ります!」みたいな感じでした。
筧美和子 苦悩の日々明かす「表情が堅くて、朝なのにテンション上げられなくて…」
多忙を極める中での「ココ調」リポーター挑戦には不安など様々な思いが。30歳を迎えて、当時から10年経った今だからこその赤裸々な気持ちを苦悩を語りました。 やってみて課題だらけで壁にぶつかりまくりましたね。ディレクターさんが事前にカンペとか用意してくれて大事なところは読むという感じでしたけど、そのカンペをテンション上げて読むことすらできなくて。演者は私ひとりで、私しか映ってないのに、元気を出せてないというか…"ONの状態"というものをまだ持てていなかったんです。いつも表情が堅くて、朝なのにテンション上げられなくて、申し訳ないなと思っていました…(笑) 街頭インタビューで色んな人にお話を聞いても、それに対する自分の返しが間違っていたら?とか、番組を暗くさせてしまったら?とか考えてしまって、初めはディレクターさんに「何て答えたらいいですか?」って聞いてしまって…。だんだんと自分の言葉で話せるようになっていったんですけど、当時はすごく怯えてました。 ーー当時の自分に言葉をかけるなら? もう「楽しんで!」と言いたいです。当時の私は上手くやることに囚われ過ぎてしまっていたので、なかなか楽しむことができないでいたのですが、当時のスタッフさんとか共演者はめちゃめちゃ温かくて「とにかく楽しい姿を届けてね」って言ってくれていたんです。今でも新しいことに挑戦する時は、技術ももちろん必要なんですけど、まずは楽しむことなんだなというのを、めざましのみなさんが常々言って下さっていたので、「もうそんなに固まらなくていいから、思いっきり楽しんで!」って声をかけたいです。 筧美和子 写真集『ゴーみぃー』 2024年4月26日(金)発売 3,300円(税込) ©️佐内正史/集英社
めざましmedia編集部