昔ながらの方法継承へ 佐賀関漁港で「大漁おし初め競技大会」・大分
昔ながらの櫓で船を漕ぎ速さを競う「大漁おし初め競技大会」が大分市佐賀関で開催されました。 大分市の佐賀関漁港では、昔ながらの方法で船を漕ぎ速さを競う大漁おし初め競技大会が開かれました。 大会には地元の子どもたちや企業や団体などから74人が参加し、4人乗りの男子の部と男女混合2人乗りの部の2部門で勝敗を競いました。 参加者は重さ20キロもある木製の櫓を使い、慣れない手つきながら25メートルのコースを懸命に漕いでいました。 (参加した男性)「皆さん速くて驚いた。練習のときは海に落ちたが、きょうは落ちなくて良かった。」 主催者は大会を通じて、船を櫓でこぐ伝統の技法を後世に伝えたいとしています。
大分放送