【シンガポール】サンアスタリスク、RIMM日本法人に出資
ソフトウエア開発のサンアスタリスク(Sun Asterisk、東京都千代田区)は14日、サステナビリティー(持続可能性)活動の管理プラットフォームを提供するシンガポール企業RIMMサステナビリティーの日本法人に出資すると発表した。同法人の第三者割当増資を引き受ける形で出資する。出資額は明らかにしていない。 RIMMサステナビリティーは、企業のサステナビリティー活動全般の見える化やリスク管理を支援するサービスを提供している。同社が開発したSaaS(ソフトウエアをクラウド経由で提供するサービス)型の環境・社会・企業統治(ESG)サービスプラットフォームを日本市場向けに展開する法人として、2021年に日本法人RIMMジャパンを設立していた。 今回の出資を機に、RIMMジャパンを通じて日本企業の需要に適応する商品の開発やカスタマイズソリューションの強化を目指す。 サンアスタリスクは現在、日本やベトナムなど4カ国、6都市でデジタル・クリエーティブスタジオ事業を展開。2,000人以上のエンジニアやクリエイターを抱えており、これまでに600以上のサービス開発支援を行った。デジタル領域に特化した人材支援を行う人材プラットフォームサービスも掛け合わせることで、人材紹介から事業開発まで一貫したサポートを提供している。 今後はRIMMジャパンの商品開発やカスタマイズソリューションの強化を支援するとともに、同社商品の共同販売を通じて事業成長を後押しする。両社の知見や技術力を活用し、顧客企業のサステナビリティー経営の推進にも貢献したい考えだ。