【写真：Getty Images】

　セリエA第38節、ラツィオ対サッスオーロの試合が現地時間26日に行われ、試合は1-1の引き分けに終わった。シーズン終了後、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が、日本代表MF鎌田大地について言及している。イタリア紙『イル・メッサジェッロ』を通じて語ったと、イタリアメディア『アルフレッド・ペドゥッラ』が報じた。 【動画】鎌田大地、ラツィオでのスーパーゴール！ 　鎌田は昨夏、フランクフルトと契約延長しないことを決断した後、ミラン行きが濃厚となった。しかし、鎌田との交渉を主導してきた重要人物であるマルディーニ氏と、スポーツディレクターを務めるリッキー・マッサーラ氏の退任が発表されたことで、状況が一変。最終的に破談となり、次に交渉したラツィオが鎌田を獲得することになった。マウリツィオ・サッリ前監督のもとでは出場機会に恵まれなかったが、後任のイゴール・トゥドール監督のもとで出場数が増加し、多くの試合で先発起用されている。 　鎌田は最終節のサッスオーロ戦でも先発起用され、最終的にフル出場を果たした。来季に向けて良い印象を残したが、まだ去就は不透明な状況となっている。今月末まで有効な契約延長オプションを行使するかどうか決める必要があり、クリスタル・パレスが鎌田に興味を示しているとの情報もある。ロティート会長は鎌田について「彼は残りたいと言った。本気であることを証明しなければならない」と語り、鎌田の動向を注視している。