ビキニからのぞく豊満ボディで一躍…61歳で披露した熟女ビキニも話題!日本の母・「宮崎美子」の半生
そして「女優としての居場所を見つけた」(婦人公論’20年9月8日号)、「初めて『女優です』と名乗れるようなりました」(美ST’19年6月号)という作品が、’00年に黒澤の遺稿を元にして制作された『雨あがる』だ。宮崎はこの作品で主人公に寄り添う妻を演じ、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得し、ここから女優として花開くことになる。このとき41歳。このころから妻や母親役を演じることが多くなり、今ではドラマ、映画などさまざまな作品の“良妻”役に欠かせない存在となった。 ◆デビュー40周年記念のカレンダーで「ビキニ姿」を披露 その後は『Qさま!!』『くりぃむクイズ ミラクル9』『超タイムショック』(いずれもテレビ朝日系)などのクイズ番組に多く出演。国立大卒、読書家である素養を生かして正解を連発する姿を披露し、バラエティ番組でも新たなファンを獲得。また、’20年にはデビュー40周年を記念して制作したカレンダーでビキニ姿を披露。これが大きな話題となり、カレンダーも売り上げランキング1位を記録。40年前と変わらぬ豊満ボディに往年のファンのみならず“クイズのおばちゃん”のイメージのある人々をも驚かせた。 現在はYouTube『よしよし。【宮崎美子ちゃんねる】』で書籍の紹介や料理、霜降り明星・粗品と共演した『100万円ご返済いただきました!!』など、気ままな動画を公開している。 また、20代のころからハマっているという鉱石集めも趣味。「ここ15年くらいは(※’15年当時)国内外を問わず、行く先々で石を買ったり獲ったりしています。遠くに出かける時には、マイ・ハンマーを持参することもありますよ」(週刊新潮’15年1月18日号)と鉱石をめでる日々も送っているという。今年4月には日本三大鉱物産地の一つである、福島県石川郡石川町の町立歴史民俗資料館「イシニクル」の移転オープンの記念式典にも招待されるなど、鉱物界隈でも愛好家として知られる存在になっている。 女優、クイズ、YouTuber、鉱物愛好家と多岐にわたるジャンルで悠々自適に活動する宮崎美子。なにかと世知辛い昨今の日本において、その穏やかな存在感が必要とされているのかもしれない。 取材・文:高橋ダイスケ
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