池田が所有していた世田谷区の”仕事部屋”で友人の子供をあやす。この日、友人は池田から出産祝いとして現金10万円を受け取った

子供たちの憧れだった戦隊俳優が、詐欺の″受け子″に堕ちた――。 10月26日、警視庁城東署は池田純矢容疑者（31）を詐欺容疑で逮捕した。９月下旬、池田容疑者は警察官を装って江東区に住む男性の自宅を訪問。キャッシュカードを騙(だま)し取った疑いがもたれている。 【画像】戦隊ヒーローから「池田純矢容疑者」に… 俳優時代の素顔写真 ’06年に『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で準グランプリを受賞し、『海賊戦隊ゴーカイジャー』（テレビ朝日系）にも出演していた池田容疑者。近年は声優としても活躍し、自身で舞台の演出も手掛けていた。16年来の友人が、池田容疑者の素顔を明かす。 「池田とは中学生の頃からの仲です。 ’07年にドラマ『わたしたちの教科書』（フジテレビ系）で共演し、そこから親しくなりました。撮影現場での池田は、一言で言うとヤンチャでしたね。なぜか年齢を３歳ほど上にサバを読み、年上面をして威張っていました。 池田より年齢が上の共演者にも突っかかっていたぐらいです。それから、年下の子が休憩中に遊んでいたゲーム機を取り上げたり。撮影現場でお気に入りだった女性の携帯電話を勝手に持ち出して、教師役の水嶋ヒロさんに怒られたこともありました」

当時14歳の池田。ドラマの撮影現場では、同年代の共演者が誰も逆らえないような空気を作っていたという

10代の頃から撮影現場では問題行動が多かったという池田容疑者。最近の生活について、前出の友人はこう続ける。 「池田は奥さんと二人の子供がいたのですが、自宅とは別に世田谷区のマンションに″仕事部屋″と称する部屋を持っていたんです。去年７月に私がその部屋を訪れた時は、奥さんとは別の女性がいて、池田はその女性を彼女だと言っていました。そこで池田は、『このマンションには菅田将暉が住んでいて、俺は菅田と仲がいいんだ。この部屋にも菅田がよく遊びに来るし、今は菅田と一緒に新しいビジネスをやろうと動いてるんだ』と話していたんです」 セカンドハウスを持っていたうえ、プライベートではポルシェやベンツといった高級車を乗り回していた池田容疑者。そんなセレブ暮らしから一転、生活は困窮していたようだ。今年の４月頃から女性用風俗で日銭を稼ぎ、ついには特殊詐欺の”受け子”にまで手を染めた。 「池田は自身の不倫が原因で離婚し、多額の慰謝料を払っていたと聞きました。もともとプライドが高く、周囲にはカネに困っている姿を見せたくなかったのだと思います」（同前） 池田との関係について、菅田の所属事務所は「（菅田は池田と）お会いしたことがありません」と回答している。 周囲に見栄を張り続けた結果、ヒーローは孤独な犯罪者になり果ててしまった。 『FRIDAY』2023年11月24日号より