「何百万ドルも盗んだ」大谷翔平に全く知られず送金はできた!? 違法賭博疑惑に米紙「彼の話を信じるには…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が26日、通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博問題に関する会見を開き、全く知らなかったと主張した。この主張に疑問を投げかける意見もあるが、米紙『ロサンゼルス・タイムズ』は、同選手の性格が、本当に気づかなかった可能性を裏付ける理由になるとの見解を示している。 【写真】ドジャース、高額年俸ランキングトップ10 記者会見で、大谷は水原氏から嘘をつかれていたことを強調し、水原氏の行動については全く知らなかったと述べた。しかし、水原氏がどのようにして合計で450万ドル(約6億8050万円)を何度かにわたって大谷に気づかれずに送金できたのかについての疑問が生じている。 今回の違法賭博問題に関しては、日米で温度差がある。日本では大谷が被害者という見方が強いが、米国では大谷に疑念を抱く見方もあり、スケープゴート説も浮上している。ただ、お金に無関心な野球少年というイメージは日米で一致しているかもしれない。その印象により、同紙は「水原に関する大谷の話を信じるには、大谷の人物像、つまり野球に生き、野球で食べ、呼吸のように野球をする、他のことにほとんど興味のない成長しすぎた野球少年であると信じる必要がある。お金に対する無関心という噂は、水原が大谷から何百万ドルも盗んだことに気づかなかったことを説明できるだろう」との見解を示している。
ベースボールチャンネル編集部