8月4日に事業仕分け 館山(千葉県)
館山市は、市の事業のあり方を市民が判定する「事業仕分け」を8月4日に実施する。昨年度に続いて市民判定人が評価をする市民参加型のスタイルで、無作為抽出した市民600人に判定人としての募集通知を送付した。 事業仕分けとは事業評価の手法の一つで、同市では市の進める事業について市民に自分ごとに考えてもらうきっかけとするため、一般社団法人構想日本が開発した住民参加型の「自分ごと化会議事業仕分けタイプ」で行う。 同市で実施する事業仕分けは、対象となった事業について、市職員が事業概要などを説明した後、外部有識者などの「仕分け人」が市職員に質問や議論。それを聞いた市民判定人が「市が実施することが適切か」「改善すべき点はないか」「そもそも必要かどうか」などの判定をする方式。判定結果は来年度の予算編成の参考とされる。 昨年度は2日開催だったが、今年度は1日開催で対象事業5事業で実施。客観的、公平な判定のため、募集時点での対象事業は非公表としている。 募集通知を出したのは、無作為で選出した満16歳から80歳未満の市民600人。当日は30~40人程度の参加を見込んでいる。応募の締め切りは6月5日で、30日に事前説明会が予定されている。