最高額は誰だ! U-23日本代表、市場価値ランキング8位。欧州で挫折…。完全復活目指す遠藤航2世
日本サッカー協会(JFA)は15日、U-23マリ代表戦(3/22)とU-23ウクライナ代表戦(3/25)に臨むサッカーU-23日本代表メンバーを発表した。その中で最も市場価値が高いのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は3月21日時点。
8位:田中聡 生年月日:2002年8月13日(21歳) 市場価値:70万ユーロ(約9800万円) 所属クラブ:湘南ベルマーレ 2024リーグ戦成績:4試合1得点1アシスト 湘南ベルマーレの下部組織で育った田中聡は、17歳だった2020年にJ1リーグデビューを飾ると、正式にトップ昇格を果たした2021シーズンは不動のレギュラーとしてリーグ戦36試合に出場し、10代で多くの経験を積んできた。 2022年夏にベルギーのコルトレイクへ期限付き移籍するが、順風満帆だった田中のキャリアはここでブレーキが掛かった。シーズン序盤はレギュラーとしてプレーしていたものの、次第にベンチに座ることが増えて好印象を残せず、1年後に湘南に復帰している。その影響もあって、ベルギー移籍時に80万ユーロ(約1億1200万円)だった市場価値は、2023年夏に65万ユーロ(約9100万円)まで減少した。 それでも、湘南復帰後の田中は、すぐにレギュラーに定着した。強いフィジカルを活かして、守備的MFとしてボールを奪取して攻撃につなげる役割をこなして再び評価を高め、現在は市場価値を70万ユーロ(約9800万円)としている。 今季はここまでリーグ戦4試合に出て1得点1アシストを記録しているところ。湘南育ちのボランチということで遠藤航と比較する声は多い。その期待にふさわしいポテンシャルの持ち主と言えるだろう。
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