日本に先制点をもたらした守田英正(C)AFC

【サッカー日本代表・ニュース】サッカー日本代表は3日、『AFCアジアカップカタール2023』のノックアウトステージ準々決勝でイラン代表と対戦。この一戦をライブ配信している『DAZN』で解説を務める水沼貴史氏と小野伸二氏が守田英正が決めた日本の先制点について賞賛した。

日本は、前半から久保建英や上田綺世に縦パスを入れながらテンポ良い攻撃を仕掛けていく。すると28分、左サイドに流れていた守田英正が伊藤洋輝からボールを受けると、上田へ縦パスを入れて、攻撃のスイッチを入れる。そのまま守田は足を止めず、体を張ってボールをキープした上田とのワンツーで自らペナルティエリア付近に侵入。ボールタッチしたところで体勢を崩しそうになったが、うまく踏ん張って右足で放ったシュートが相手GKの足に当たりながらもゴールに吸い込まれた。 解説を務める小野伸二氏は、この先制点が決まると、すぐに「素晴らしいゴールでしたね」と絶賛。守田にパスを届けた左サイドバックの伊藤洋輝の何気ないプレーに着目し、「伊藤洋輝選手が一度、後ろを向いたんですが、GKには返さず、前を向いてスペースを見れたところから始まった」と賞賛した。 すると水沼貴史氏も「相手のプレスがあって、そこで（守田が）上田を使って、うまく入ってきた」とゴールを解説し、小野氏も「自分でパスして、自分でまた貰いにいったことも大きかったですね」と足を止めなかった守田の動きを賞賛している。