【下関ボート SGチャレンジC】竹村誠二の〝超イイ値〟は佐藤翼 気迫の攻めで6強&GP切符つかむ
G2「第11回レディースチャレンジカップ」と並行して開催しているボートレース下関のSG「第27回チャレンジカップ」は4日目が終了。竹村誠二記者の「超イイ値」は佐藤翼をクローズアップした。 佐藤は獲得賞金ランク19位と初のグランプリ出場にこぎ着けるか、期待を集めている。前検のエンジン抽選では本紙Sランク評価のメーカー11号機を引き当てる幸運。今節初戦の初日2Rではカド4コースから豪快に捲り一撃と最高の滑り出しを見せた。 このまま勢いに乗るかと思われたが2走目以降は3、3、3、5着。白星締めが期待された4日目の予選最終日は8R1号艇から先マイも痛恨のターン漏れ。河合佑樹の捲り差しを許して2着惜敗と歯がゆい走りが続く。「いろいろ理由はあると思う。ただ、今節は試運転ではいい時もあったけど、1回も合った状態でレースを走れていない。失敗を生かしながら調整をしているけど、毎回違う症状が出てくるし、ここまで合わないのは最近にない」と、がっくり肩を落とした。 それでも、苦しみながら得点率6.33で予選突破と第一関門を突破。「予選突破は最低の最低限。目標は優出。そこは揺るがない。結果を出さないといけないと思っているので、しっかりレースをしたい」と気持ちを入れ直していた。 今日5日目の準優勝戦は、さらに気温が下がるとの予報だが、むしろ「上がりタイム(1分46秒6)も出ていたし、初日みたいに冷えた方がいい」と佐藤にはもってこいの気象条件となりそうだ。しっかり調整を合わせて、こん身の攻めで優勝戦進出、そしてグランプリの切符をつかみ取る。 【竹村の狙い目】準優勝戦10R。調整が合えばパワーは一枚上。ツケマイ一気に抜け出す。<3><4>、<3><5>流し。 ◇竹村 誠二(たけむら・せいじ)先日の旅行で立ち寄った福島では基本レンタサイクルで移動。久々に乗ると気持ちいいし、新たな趣味を発見した。