希望しかない!10代日本人の逸材(9)ケガから復活!? 高校サッカー最高クラスのFWはJリーグへ
FIFA U-20ワールドカップ、U-17ワールドカップという2つの大会があった2023年が終わり、例年同様に年をまたいで全国高校サッカー選手権大会が開催されている。次世代の日本サッカーを牽引するのは誰なのか。今後のさらなる飛躍が期待される10代の日本人選手を紹介する。
FW:神田奏真(かんだ・そうま) 生年月日:2005年12月29日(18歳) 所属クラブ:静岡学園高校→川崎フロンターレ 神田奏真は、ポストプレーに定評がある静岡学園高校のエースストライカーだ。ゴールへの嗅覚に優れており、ペナルティエリア内でも高校生とは思えないほど冷静なプレーができる。 地元大阪の東淀中学を卒業した神田奏真は、全国高校サッカー選手権優勝の実績がある名門静岡学園高校に進学する。昨年9月に両足を骨折し、全国高校サッカー選手権の静岡県予選に出場することはできなかったが、本大会には間に合った。1回戦ではヘディングから2発を沈めてチームを勝利に導いている。 選手権で決めた2つのゴールが名刺代わりになるだろう。打点の高いヘディングは神田の武器で、力強さと柔らかさを兼ね備えるプレーぶりは、大迫勇也や上田綺世を彷彿とさせる。大島僚太と同じく、高校卒業後は川崎フロンターレに加入することが決まっている。果たして、プロの舞台でもゴールを量産することはできるのだろうか。
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