まもなく62歳を迎えるデミ・ムーア、「若さと美」に取り憑かれた最新作が話題。美髪をキープする意外な秘訣とは
今年のカンヌ国際映画祭でお披露目された最新作『The Substance(原題)』では、若さと美を追い求める主人公を体当たりで演じ、高い評価を得ているデミ・ムーア(61)。11月11日に62歳の誕生日を迎える彼女は、16歳で高校を中退してからモデル活動を始め、ハリウッド進出後の90年代には名実ともにトップスターに。まさに身ひとつでスターダムにのし上がった“努力の人”でもある彼女の、美の秘密をリサーチ! 【写真】高校を中退した10代から三度見レベルの美貌...デミ・ムーアの美貌遍歴を振り返り!
最新作『The Substance』でスクリーンに返り咲き!「若さと美」に取り憑かれた役柄を怪演
今年、デミ・ムーアが大きな注目を浴びるきっかけとなったのは、5月の第77回カンヌ国際映画祭でお披露目された映画『The Substance(原題)』。年齢を理由に仕事を失った元トップ俳優の主人公(デミ・ムーア)が、若さと美を求めて、ある再生医療に手を出す……というボディホラー作品。カンヌでは13分間のスタンディングオベーションを受け、この作品でデミは賞レースに絡んでくることも期待されている。 この作品は「特に女性が、男性目線での理想的な外見、非現実的な美の基準を追い求めることを描いたもの」としつつ、「完璧を求めて欠点を排除しようとすることは、自分自身への暴力。それは女性に限ったことではありません。私たちは自分自身を受け入れ、肯定し、愛することが大切なのです」と語っている。過剰なエクササイズや食事制限で、自身の体を痛めつけてしまった過去の経験からも、この映画とのつながりを感じたという。 「私のキャリアの最大のテーマのひとつは、既成概念や制限に挑戦すること」と『Variety』に語ったデミは、その言葉通り、これまで数々のステレオタイプを打ち破ってきた先駆け的存在でもある。1996年、『素顔のままで』では女優として当時世界最高額の出演料を手にし、今ではごく当たり前にもなった妊婦ヌードも1991年に披露。 ただ2000年代以降はこれといった代表作にも恵まれず、ゴシップ欄を賑わせることが多くなっていたのも事実。そんな彼女が61歳になった今、『The Substance』という作品との出合いによって、俳優として花開くことができたのは運命的ともいえそう。日本で観られるのは2025年と少し先だけれど、公開を楽しみに待ちたい。 そんなデミが実践する美容習慣とは?