ジャンボカボチャの苗の予約受け付け 9月8日に県大会開催へ 鴨川(千葉県)
鴨川市宮山の「里のMUJIみんなみの里」で9月8日、「第15回県ジャンボかぼちゃ大会」が開催される。大会を主催する鴨川ジャンボかぼちゃ研究会は「目指せ日本一。夢も大きく膨らむ巨大カボチャの栽培にチャレンジしませんか」と、苗の予約を受け付けている。 重量を競う大会の品種は、西洋カボチャの一種、アトランティックジャイアント。世界で最も大きくなる農作物で、育て方次第で100キロを軽く超え、本場アメリカでは600キロオーバーもある。鴨川は、栽培技術の高さで全国に知られており、愛好者で組織する同研究会が、普及と県大会の運営を支えている。 県大会は、国内ナンバーワンを決める香川県小豆島の「日本一どでカボチャ大会」の地方大会という位置付け。大会に参加するために自前で種や苗を調達することも可能だが、「より多くの市民らに参加してもらいたい」(同研究会)と、苗を2株1セット2000円(県大会エントリー代含む。追加1株500円)で販売。また、市街地などに居住し、栽培する場所を持たない人には、プラス3000円で、みんなみの里に隣接するカボチャ畑の貸し出しも可能。 引き渡しは5月3日から6日まで。3日午前10時から同所で、561・6キロの公認日本記録保持者で栽培のエキスパート、上野貢司さん=同市=による栽培講習会(先着30人、テキスト代として1300円)、午後1時からは畑利用者を対象に植え付け実習も予定されている。 問い合わせは、鴨川市農林業体験交流協会内にある鴨川ジャンボかぼちゃ研究会事務局(04―7099―8033)の清水さんへ。