【陸上】鹿児島・大崎での室内競技会がパリ五輪イヤーの24年も開催!来年2月25日、国内唯一の室内100m公認レース
大崎町陸上競技の聖地創り実行委員会事務局は12月1日、毎年開催しているJapan Athlete Games in Osakiの2024年大会要項を発表した。 2年ぶり開催のJAG大崎「合宿のメッカ」から「陸上の聖地」へ!大崎町発の熱き想いと新たな「3つの取り組み」とは? この大会は2020年開催予定だった鹿児島国体がコロナ禍で中止(後に23年に特別国体として実施)されたことを機に、「鹿児島の子供たちに夢を与えたい」と立案し、21年に第1回大会が開かれた。 舞台となる鹿児島県大崎町の「ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅」は陸上競技に特化した国内最大級のトレーニング施設。日本代表も含め、多くのアスリートが合宿に訪れている。国内唯一の公認室内100m直走路や雨天でも気にせず投げられる投てきサークルなど、充実の設備を誇る。 これまで山縣亮太(セイコー)や地元のスター・鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が出場して注目を集め、前回(23年)には桐生祥秀(日本生命)が立ち上げたイベント「Sprint 50 Challenge」も実施。前回は念願叶って観客を入れたり、グルメカーが並んだりと、地元に根付いたイベントとして定着してきた。 パリ五輪イヤーとなる2024年は2月25日(日)に実施。JAG種目は、男女とも60m、60mハードル、100m、走幅跳、砲丸投、円盤投、ハンマー投に加え、男子棒高跳が実施。パラ種目として男女の100mと走幅跳が行われる。特別種目には高校生・中学生がトップ選手と同じ舞台で60mを走る。 12月18日にエントリー開始、1月7日に締め切られてエントリーリストが確定する。毎年、冬の鹿児島を熱くするJapan Athlete Games in Osaki。オリンピックイヤーのスタートを盛り上げそうだ。
月陸編集部