リーグ優勝決定シリーズ第6戦の試合前練習でキャッチボールを行うドジャース・大谷翔平(撮影・横山尚杜)

ナ・リーグ、リーグ優勝決定シリーズ第6戦（ドジャース―メッツ、20日、ロサンゼルス）米大リーグのポストシーズン（PS）は、ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ（7回戦制）第6戦がドジャースタジアムで行われた。ドジャース・大谷翔平投手（30）は「1番・DH」で出場し、一回の第1打席に中前打を放った。カウント2―2からマナイアのツーシームを捉え、二遊間を破った。 【写真】オリックス時代のチームメートが訪問、談笑するドジャース山本 ドジャースはブルペンデーで先発はコペック。一回は先頭のリンドアに四球を許すなど2死三塁でアロンソに二塁への適時内野安打を浴び、先制を許した。 試合前会見ではE・ヘルナンデスが初めてのPSを過ごす大谷の様子を語る場面があった。ヘルナンデスは「彼は冗談を言うのが好きで、楽しい時間を過ごしてる。子供っぽいところがあって、それが重圧から解放されている要因だと思う。それは史上最高の選手になるために必要な要素だからね」と大谷の素顔を語り、「翔平の一番好きなところはサンディエゴ行きのバス、あるいは（ニューヨークへの）機内に乗っているときに、パーティーのように爆音で音楽が流れているのに翔平は椅子に座ってただ漫画を読んでいるところ。それが翔平。彼は素晴らしい」と周囲に流されず、重圧下の中でもいつも通りの日常を過ごしていると明かした。