【バドミントン トマス杯】日本男子が難敵の台湾を5-0で撃破! 西本拳太、保木&小林、そして桃田賢斗らが勝利!
5月1日に開催された世界国・地域別対抗戦BWFトマス杯&ユーバー杯2024(中国・成都)5日目は、男女の予選リーグが行なわれた。後半のセッションには日本男子が登場し、グループBのライバルである台湾との最終戦に挑んだ。 グループB首位通過をねらう日本は、第1シングルスに西本拳太を起用。台湾はエースの周天成(チョウ・ティエンチェン)で白星を奪いにきたが、ここで高いパフォーマンスを発揮したのは西本だ。第1ゲームから積極的に攻撃を仕掛けて21-18で先制。第2ゲームを奪われた後のファイナルゲームも、豪快なスマッシュを相手のボディに打ち込むなどしてポイントを重ね、21-15で勝利。78分のロングマッチをモノにした。 続く第1ダブルスは、エースの保木卓朗/小林優吾。世界ランク上位の王齊麟(ワン・チーリン)が楊博軒(ヤン・ポーシュアン)と組む変則ペアとの対戦となったが、ここを2-1で撃破。第1ゲームを19-21で落とすも、第2ゲーム以降は保木/小林がサービスまわりから主導権を握り、12本、15本で抑えた。 チームの勝利まであと1勝とした日本は、第2シングルスの渡邉航貴が躍動。相手はサウスポーから強烈なスマッシュを叩き込む林俊易(リン・チュンイ)だったが、渡邉は冷静に相手の攻撃をさばいて得点を重ねる。第1ゲームは21-16で渡邉が制し、第2ゲームもラリーの先手を奪った渡邉が先行。後半は相手の追い上げに苦しんだが、最後はなんとか振り切って21-19で勝利した。 チームの勝利を確定させた日本は、第2ダブルスの古賀輝/齋藤太一、第3シングルスの桃田賢斗が連勝。5-0で台湾を下した日本が、グループBの1位通過で準々決勝へと勝ち上がった。 ▼グループB 第3戦(5月1日) 日本(3勝)5-0 台湾(2勝1敗) MS1西本拳太②〔21-18、15-21、21-15〕1●周天成78分 MD1保木卓朗/小林優吾②〔19-21、21-12、21-15〕1●王齊麟/楊博軒53分 MS2渡邉航貴②〔21-16、21-19〕0●林俊易50分 MD2古賀輝/齋藤太一②〔21-19、21-17〕0●李洋/葉宏蔚36分 MS3桃田賢斗②〔21-18、16-21、21-17〕1●李佳豪75分
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO