石垣島で24日朝、陸上自衛隊が災害時の物資の輸送を想定した、徒歩での行進訓練を行いました。訓練は災害時に道路が寸断されたことなどを想定して、食料や水などを人力で運ぶことを目的としたものです。 24日午前6時ごろ、石垣駐屯地を出発したおよそ30人の隊員が市街地にある総合運動公園に向けて、往復で16キロを行進しました。 千々和将一小隊長は「自衛隊の活動に対して、さまざまな意見があることは承知しています。われわれを必要とする場合は、与えられた使命を責任感をもって果たすことが重要」と話していました。 沿道では、訓練に反対して抗議する市民や支持する市民の姿が見られました。