<9年ぶりの春・鳴門>センバツ 練習風景から 裸足の砂浜ダッシュ /徳島
「おーい、遅いぞ!」「ええぞ。(100メートル)13秒台や!」。コーチの声を受けながら、裸足で砂浜を駆け抜ける。学校から自転車で15分ほどの距離にある、鳴門市内の砂浜。下半身強化を目的に、毎年11~2月ごろ、週末にトレーニングしている。 メニューは主に、100メートル20本、50メートル10本、30メートル10本のダッシュ。仕上げは大きくかがんでからのジャンプや片足跳びで30メートルを往復する。部員たちは顔をゆがめながらも全力で取り組む。 久保貴寛選手(2年)は「砂に足が沈んでしんどいが、筋力がついている実感がある」。幸田大和選手(2年)も「めっちゃしんどい。こけそうになるので、バランスをとろうとして体幹も鍛えられる」と手応えを話した。 × × 9年ぶり9回目のセンバツ出場を決めた鳴門。日々取り組む練習の様子を紹介します。【国本ようこ】=随時掲載