未来の王妃のお気に入り!キャサリン皇太子妃が愛してやまないブランド「セザンヌ」とは?
創立10年でカルト的な人気を誇るフランスのファッションブランド「セザンヌ(Sézane)」は、キャサリン皇太子妃のお気に入りだ。このブランドは、未来のイギリスの女王のワードローブの中でお気に入りのひとつとされている。 【写真】セザンヌを纏って公務に現れたキャサリン皇太子妃を振り返る 2023年10月4日、ロンドンの西に位置する小さな町ブラックネルを訪れたキャサリン皇太子妃は、秋らしい心地の良いルックで登場した。パリッとした白いシャツに、襟の高いマウスグレーのニット、そしてウールのパンツ。ハイウエストとストレートカットが特徴的なこのパンツは、フランスのブランド、セザンヌのものだ。数日後、キャサリン皇太子妃はノッティンガムの街で、同じブランドのエクリュ色のリブニットのアンサンブルを着て寒さに耐えた。今回、キャサリン皇太子妃はひとつのアイテムやひとつのアクセサリーではなく、トータルルックを選んだ。そして、ここ数カ月、あるいは数年を振り返ってみれば明らかなように、2023年、オンラインマーケットプレイスVinted(ヴィンテッド)で最も注目されているブランドのひとつであるセザンヌは、皇太子妃のお気に入りのひとつでもある。
英国王室のフレンチシック
アンサンブルを選ばないとき、ウィリアム皇太子の妻はディテールにこだわる。2022年12月25日、サンドリンガムで行われた伝統的なクリスマス・ウォーキングにゴールドのイヤリングを着用。その翌年には、ウィンザーで開催されたチャリティ・ポロ・マッチ「アウトソーシング・インク・ロイヤル・チャリティ・ポロカップ2023」でウィリアム皇太子をサポートした。その日、彼女の右手首には、フランスブランド、セザンヌのブレスレット"ステファニー"がひときわ輝いていた。そのゴールドメッキが施された80ユーロ(約1万2千円)のアクセサリーは、すでに2020年、健康危機の際に動員された医療従事者たちとの会合で着用していたものだ。 さりげないアクセサリー使いや、シルエットを引き立てるアイテム選び、あるいは大胆なトータルルックによって、キャサリン皇太子妃はセザンヌのポエティックな雰囲気を自分のファッションに欠かせない要素にしている。セザンヌがブランド設立当初から追求してきた気取らないフレンチ・シックのように。そして、そのエレガンスさをキャサリン皇太子妃は王室に持ち込んでいる。
text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr)