パドレス・ダルビッシュ有（2024年5月撮影）

＜フォートウェイン－ウィスコンシン＞◇19日（日本時間20日）◇インディアナ州フォートウェイン 　左脚付け根の張りで負傷者リスト（IL）入りしているパドレスのダルビッシュ有投手（37）が、傘下の上級1Aフォートウェインでリハビリ登板し、4回途中を6失点だった。 　ウィスコンシン戦に先発し、19歳から23歳までの選手が並ぶ若い打線と対戦。初回は遊飛、遊ゴロ、空振り三振と3者凡退に抑え順調な立ち上がりだったが、2回に打たれた。先頭を空振り三振に抑えた後、右前に連打され、その後2死一、二塁で95マイル（約153キロ）の直球をセンターに運ばれ3ラン本塁打された。3回は三塁手の失策で走者を出したものの無安打に抑えたが、4回は内野安打、暴投、四球と乱れ1死二、三塁でスライダーを2点適時中前打されたところで降板。3回1／3まで49球を投げ7安打6失点、無四球3奪三振だった。直球の球速は94マイル（約151キロ）を中心にその前後が計測された。 　ダルビッシュは5月29日のマーリンズ戦で左太もも裏の張りを訴え3回で降板し、翌日IL入り。今月6日からブルペン投球を再開していた。今季ここまで11試合に登板し、4勝3敗、防御率3・20としている。