岡山県倉敷市の市長選告示、現職が立候補 市議補選には7人、21日投開票
任期満了に伴う岡山県倉敷市長・市議補選が14日告示され、市長選は5選を目指す無所属現職の伊東香織氏(57)が立候補した。21日に投開票される。 西日本豪雨で被災した真備町地区の復興や子育て支援などに取り組んできた4期16年の伊東市政に対する評価が最大の焦点となる。ハード事業がおおむね終わり、ソフト支援へと重点が移る復興の在り方、老朽化した公共施設の再編整備を地域振興につなげる戦略なども問われる。 伊東氏は立候補を届け出た後、真備町地区で出陣式に臨み「真備の(復興の)経験を多くの人に伝え、安全なまちづくりに取り組む。子育て支援や未来を見据えたまちづくりなども頑張っていく」と訴えた。 現職の辞職に伴う市議補選(欠員2)は、新人7人が立候補を届け出た。 投票は21日午前7時から午後8時まで市内122カ所で行われ、同9時15分から水島緑地福田公園体育館(同市福田町古新田)で開票される。 13日現在の有権者数は39万2723人(男18万9432人、女20万3291人)。